このところ少し春めいて来ました。
この冬の豪雪で「今年、春は来るのか?」と思う日々でしたが、どうやら春はそこまで来ているようです。
薪置き場に山の様に積もった雪も大分解けてきました。
2月も残りわずかです。
「今年は何をしようか・・・。」この冬のテーマでした。
「何か楽しいことができないかな・・・。」
一つは姉妹店『IVY』さんの展示スペースで、作家さんの展示ができればと思っておりました。
おかげさまで5月までは予定が詰まったようです。
色々な企画が組めそうです。
もう一つは『ケータリングクラブの立上げ』です。
素晴らしい仲間が募れそうです。
今月は日数も少ないですが、アッという間に過ぎそうです。
2012年2月18日土曜日
タンザニア
日本ではながくキリマンジャロという名前で親しまれてきました。
正式名はタンザニアです。
「キリマンジャロ下さい。」と来店されたお客様に、「はい、タンザニアですね。」と答えると、「違います。キリマンジャロです。」という会話を何回かした記憶があります。
まだキリマンジャロの名前が根強くのこる証です。
タンザニアの香味は柔らかな舌触りで柑橘系の酸味が大きな特徴です。
現在アメヤで使用しているタンザニアは同上の特色をもっています。
タンザニアとしては申し分ない香味と思ってはいますが、もっとコクがあり甘味の強い豆を探しています。
現在、何種かテスト購入しています。
春先には新しい農園物で、よりコクと甘味を追求したいと考えています。
正式名はタンザニアです。
「キリマンジャロ下さい。」と来店されたお客様に、「はい、タンザニアですね。」と答えると、「違います。キリマンジャロです。」という会話を何回かした記憶があります。
まだキリマンジャロの名前が根強くのこる証です。
タンザニアの香味は柔らかな舌触りで柑橘系の酸味が大きな特徴です。
現在アメヤで使用しているタンザニアは同上の特色をもっています。
タンザニアとしては申し分ない香味と思ってはいますが、もっとコクがあり甘味の強い豆を探しています。
現在、何種かテスト購入しています。
春先には新しい農園物で、よりコクと甘味を追求したいと考えています。
2012年2月15日水曜日
2012年2月12日日曜日
エチオピア(モカ)
ほとんどが小規模農園で、ブランデーションは少ない地方です。
日本では価格の低いハラー、ジマ、レケンプティなどが多く流通しているようです。
発酵豆や未熟豆の混入が多く、香味のブレも大きいとされています。
高グレードのスペシャルディーとしては特徴的な香味を持つイリガチャフェが上げられます。
一般的にスクリーンは小さめでサイズよりカップが重要視されています。
香香味の特徴は、熟した果実、特にピーチのような香味が強く、アフターテーストが素晴らしく、甘い香味が長く維持します。
アメヤ珈琲ではイリガチャフェG1、(G1が入手出来ない場合G2)とイリガチャフェの中でも高クレードを使用しています。
モカ=酸味 とお考えの方も多いと思いますが、アメヤが販売するモカはさほど酸味は強くなく、綺麗で柔らかな酸味が特徴です。
日本では価格の低いハラー、ジマ、レケンプティなどが多く流通しているようです。
発酵豆や未熟豆の混入が多く、香味のブレも大きいとされています。
高グレードのスペシャルディーとしては特徴的な香味を持つイリガチャフェが上げられます。
一般的にスクリーンは小さめでサイズよりカップが重要視されています。
香香味の特徴は、熟した果実、特にピーチのような香味が強く、アフターテーストが素晴らしく、甘い香味が長く維持します。
アメヤ珈琲ではイリガチャフェG1、(G1が入手出来ない場合G2)とイリガチャフェの中でも高クレードを使用しています。
モカ=酸味 とお考えの方も多いと思いますが、アメヤが販売するモカはさほど酸味は強くなく、綺麗で柔らかな酸味が特徴です。
2012年2月11日土曜日
ブラジル
世界最大の生産量を誇る珈琲大国です。
香味は中米等の高地のような酸味は少なく、やわらかな口当たりで濃厚な凝縮したコクが特徴です。
ゆえに組合せにより多様な香味を生み出す可能性を多く含んでいます。
従来ブラジルは外貨獲得のため、高品質のコーヒー豆は輸出に回す傾向がありましたが、国内好景気に後押しされ高品質のコーヒー豆をブラジル国内で消費する動きが活発になりました。
それ故、ブラジル品は高値となり、農園によってはその全てをブラジル国内で消費する農園も少なくありません。
アメヤ珈琲でも開業以来その製法とオーナーの珈琲に対する考え方から、ブラジルトルマリン農園産を使用して参りましたが、昨年で日本への輸出が停止されました。
出来うる限り在庫を持ちましたが、3月中旬には完売と予想しています。
昨年暮れから代替品を探して参りましたが、ようやく素晴らしい香味のコーヒー豆が見つかりました。
日本国内で販売を停止したブラジルトルマリン農園産を飲むチャンスは残りわずかです。
ご興味のある方、メール等でお尋ね下さい。
香味は中米等の高地のような酸味は少なく、やわらかな口当たりで濃厚な凝縮したコクが特徴です。
ゆえに組合せにより多様な香味を生み出す可能性を多く含んでいます。
従来ブラジルは外貨獲得のため、高品質のコーヒー豆は輸出に回す傾向がありましたが、国内好景気に後押しされ高品質のコーヒー豆をブラジル国内で消費する動きが活発になりました。
それ故、ブラジル品は高値となり、農園によってはその全てをブラジル国内で消費する農園も少なくありません。
アメヤ珈琲でも開業以来その製法とオーナーの珈琲に対する考え方から、ブラジルトルマリン農園産を使用して参りましたが、昨年で日本への輸出が停止されました。
出来うる限り在庫を持ちましたが、3月中旬には完売と予想しています。
昨年暮れから代替品を探して参りましたが、ようやく素晴らしい香味のコーヒー豆が見つかりました。
日本国内で販売を停止したブラジルトルマリン農園産を飲むチャンスは残りわずかです。
ご興味のある方、メール等でお尋ね下さい。
2012年2月10日金曜日
2012年2月7日火曜日
2012年2月5日日曜日
アメヤの季節限定ブレンド
アメヤ珈琲では季節に合ったブレンドをご提案しております。
2ヶ月に1品目、年間6種類の季節限定ブレンドです。
2月から3月の2ヶ月間の季節限定ブレンドは『恋文』です。
バレンタインとホワイトデーのあるこの期間には甘いお菓子にピッタリ合うブレンドをご提案しています。
深煎りの『恋文』はしっかりとしたボディーに深煎り特有の甘味が感じられるよう注意を払った焙煎を行っています。
生豆は産地や銘柄によって、そのポテンシャルを引き出す焙煎ポイントがあります。
浅煎りで最高のポテンシャルをみせる生豆を深煎りにしても、炭化した香りと薄っぺらな味にしか成りません。
深煎りにすることで生豆の持つ最高のポテンシャルを発揮する生豆があります。
例えば、生豆最高峰の一つであるブルーマウンテンなどは深煎りしてもスカンピンな味で終わりますが、浅煎りでは最高の香味バランスを出してくれます。
アメヤの深煎りはアメヤの持つ全ての生豆を深煎りし、テイスティングの後深煎り向けの生豆を決定しております。
アメヤ珈琲の深煎りラインナップはレギュラーブレンドとして通年販売しております『真夜中』の他、夏の季節限定として『入道雲』、そして『恋文』の三種です。
深煎りに使用できる生豆が少ない事がお解りかと思います。
アメヤ珈琲の厳選された深煎りブレンド『恋文』を是非この期間にお試し下さい。
作り手の思いが伝わると思います。
2ヶ月に1品目、年間6種類の季節限定ブレンドです。
2月から3月の2ヶ月間の季節限定ブレンドは『恋文』です。
バレンタインとホワイトデーのあるこの期間には甘いお菓子にピッタリ合うブレンドをご提案しています。
深煎りの『恋文』はしっかりとしたボディーに深煎り特有の甘味が感じられるよう注意を払った焙煎を行っています。
生豆は産地や銘柄によって、そのポテンシャルを引き出す焙煎ポイントがあります。
浅煎りで最高のポテンシャルをみせる生豆を深煎りにしても、炭化した香りと薄っぺらな味にしか成りません。
深煎りにすることで生豆の持つ最高のポテンシャルを発揮する生豆があります。
例えば、生豆最高峰の一つであるブルーマウンテンなどは深煎りしてもスカンピンな味で終わりますが、浅煎りでは最高の香味バランスを出してくれます。
アメヤの深煎りはアメヤの持つ全ての生豆を深煎りし、テイスティングの後深煎り向けの生豆を決定しております。
アメヤ珈琲の深煎りラインナップはレギュラーブレンドとして通年販売しております『真夜中』の他、夏の季節限定として『入道雲』、そして『恋文』の三種です。
深煎りに使用できる生豆が少ない事がお解りかと思います。
アメヤ珈琲の厳選された深煎りブレンド『恋文』を是非この期間にお試し下さい。
作り手の思いが伝わると思います。
2012年2月4日土曜日
アメヤのブレンド-Ⅶ
アメヤのブレンド-Ⅶ 『アメヤ可否』
アメヤ珈琲の店舗名を付けた、このブレンドへの思いはヒトシオです。
珈琲の味覚に限らず、「美味しい」は人それぞれです。
特に珈琲の場合は「嗜好品」の代名詞にも使われるように、複雑な香味のバランスから万人に「美味しい」と言っていただくことは難しい商品です。
それでもピカイチに「美味しい」珈琲を作りたく、苦戦したブレンドです。
珈琲らしい苦味、ローストの深さに頼らないしっかりとしたボディー、わずかな酸味が甘さに変わるフレンド率・・・。
今、思い返しても製作にはホントに苦労しました。
香味のイメージの他、このブレンドだけは名前が決まっていました。
『可否』とは1888年に東京の下谷(現上野)に欧風カフェ、可否茶館が開店しました。
日本で始めて珈琲を出した喫茶と言われています。
始めて珈琲を飲んだ民衆は鮮烈な思いだったのではと想像されます。
現在は当時と異なり、珈琲に対する皆様の思いは、「自分の好きな珈琲探し」に変化してきていると思います。
そんな皆様にも「美味しい」と言っていただきたく、また古の鮮烈な思いを抱くような、そんなブレンドにしたくこの名前を付けました。
アメヤ珈琲の自信作です!
アメヤ珈琲の店舗名を付けた、このブレンドへの思いはヒトシオです。
珈琲の味覚に限らず、「美味しい」は人それぞれです。
特に珈琲の場合は「嗜好品」の代名詞にも使われるように、複雑な香味のバランスから万人に「美味しい」と言っていただくことは難しい商品です。
それでもピカイチに「美味しい」珈琲を作りたく、苦戦したブレンドです。
珈琲らしい苦味、ローストの深さに頼らないしっかりとしたボディー、わずかな酸味が甘さに変わるフレンド率・・・。
今、思い返しても製作にはホントに苦労しました。
香味のイメージの他、このブレンドだけは名前が決まっていました。
『可否』とは1888年に東京の下谷(現上野)に欧風カフェ、可否茶館が開店しました。
日本で始めて珈琲を出した喫茶と言われています。
始めて珈琲を飲んだ民衆は鮮烈な思いだったのではと想像されます。
現在は当時と異なり、珈琲に対する皆様の思いは、「自分の好きな珈琲探し」に変化してきていると思います。
そんな皆様にも「美味しい」と言っていただきたく、また古の鮮烈な思いを抱くような、そんなブレンドにしたくこの名前を付けました。
アメヤ珈琲の自信作です!
2012年2月1日水曜日
アメヤのブレンド-Ⅵ
アメヤのブレンド-Ⅵ 『思い出』
スペシャルティーの特色の一つでもある綺麗な酸味を生かしたブレンドです。
『ほろ苦くて、甘酸っぱい』そんなブレンドにしたく苦戦しました。
初恋にも似た、そんな香味を何とか作りたく・・・。
完成したのが『思い出』です。
「酸味は苦手」とおっしゃる方でも、この『思い出』の綺麗な酸味はきっと今までの「嫌いな酸味」とは異なっていると思います。
若き頃に思いを馳せて『思い出』をどうぞ!
スペシャルティーの特色の一つでもある綺麗な酸味を生かしたブレンドです。
『ほろ苦くて、甘酸っぱい』そんなブレンドにしたく苦戦しました。
初恋にも似た、そんな香味を何とか作りたく・・・。
完成したのが『思い出』です。
「酸味は苦手」とおっしゃる方でも、この『思い出』の綺麗な酸味はきっと今までの「嫌いな酸味」とは異なっていると思います。
若き頃に思いを馳せて『思い出』をどうぞ!
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