2011年4月21日木曜日

被災地

昨日被災地で珈琲を提供してきました。
場所は気仙沼面瀬中学校です。
気仙沼港近くの写真です。
ガレキが散乱しており、秤知れない津波のエネルギーを目の当たりにした思いです。


面瀬中学校には被災した方が300名避難されておりました。
日中男性の方はガレキの撤去で殆どおられず、実質は150名ほどだったと思います。


体育館に張り出された「探し人」の張り紙が被害の大きさを物語っています。

秋田を出たのが8:00、現地に到着したのが12:00、自衛隊による昼食の炊き出しの後13:00から抽出を始めました。

復興応援用にブレンドした『希望』は佐藤家さんの思いも乗せて、彼女達が普段使っているネルドリップで抽出を始めました。
間もなく体育館内に珈琲の香りが充満し、あっと言う間に30名ほどの列が途切れずに出きるほど盛況で、抽出が間に合わずお待ち頂く状態でした。
準備した珈琲2400g(32㍑分)は紙コップで約250杯分です。
16:30には全て使いきりました。


今回同行頂いたのはT・Kさんを筆頭にしたチームAの方達です。
総勢4名での役割分担は決めてはいなかったのですが、上手く出来たと思います。
その他、彼女達は紙コップ、お砂糖、ミルク、卓上のガス台やヤカンの他、お菓子も準備頂きました。

帰りには会場から拍手が沸き起こり、感無量の思いで帰路に付きました。

避難されている方々には本当に喜ばれました。
改めて珈琲の持つ力を噛み締めた思いです。